「田中久重」という方をご存じでしょうか。
「東芝」の創業者とでも言える、江戸末期の職人です。
いつの時代でも、物づくりの天才っていますが、この方は、特に、ずば抜けていると思っています。というのも、昔この番組を見たからです。
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からくり人形の職人として、かなりの腕があったとはいえ、この時計を作るにあたって、住み込みで天文学を一から学び、発想から、部品から、造形から、全部一人で作ったそうです。
<以下、Wikipediaから、抜粋引用>
一度巻けば一年動くという機械式ぜんまい時計。六角柱様の本体の各面に7つの機能が配置され、それらが連動して、全面がいっせいに動作する。
1.天象儀 - 本体上部。京都から見た1年間の太陽と月の動きを模型で表す。
2.和時計 - 季節の昼夜の長さの変化に対応して一時刻の長さが変わる。
3.二十四節気の表示
4.曜日・時刻の表示
5.十干十二支の表示 - 当時の60通りの干支の中からその日の干支を自動で示す。
6.月齢の表示 - 半球の回転によってその日の月の満ち欠けの見え方を表す。
7.洋時計 - 現代の一般的な時計の機能。
このほか打鐘の機能もある。
もう、普通の人には絶対無理(笑)!!
技術や発想以前に、
「何もない状態から、自分の理想品を絶対完成させるという強烈な情熱」
が、凄すぎる。
「オーパーツ」なんて言葉がありますが、これは、現代の技術でも再現はなかなか難しいのでは?
それにフォルムがとても美しい!!
ホント「プロ」「匠」「職人」そして「天才」こんな言葉がぴったりで、あこがれます。
コロナで自宅待機の子供たちに、ぜひ見てもらいたい番組です(笑)。
そう、思った一日でした。