himawaritotane7's diary

日々思ったことを・・。

チャンスをつかむために準備する

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「日頃の準備はチャンスをつかむためでもある」

今まで、「後悔する」ということは少なかったのですが、よくよく考えてみると、自分の置かれた状況を客観視できておらず、現実と向き合わない一面が多かったかと思います。これを楽観的という言葉で自分自身を肯定していました。
「ま~なんとかなるだろう」と。

自分自身では肯定的な一面ですが、
どんな事柄も「表裏一体」で、
この性格のために、今まで多くのことに正面から真剣に対峙できていなかったと、最近は猛省しています。


最近よく思うのが、常日頃の努力・準備です。

「準備」と聞くと、
・物事を円滑に進める(運動前のストレッチ、仕事の資料を揃える、など)
・不測の事態に備える(各種保険など)
と、だいたい2通りのイメージでした。

しかし、ふと現在の自分自身を見つめて、
「他者と自分の何が違うのだろう」
と考えた時、ある本で読んだ言葉が刺さりました。
「性格とは考え方のクセである」

意識していなくても、つい出てしまうのが「クセ」です。
それまで「クセ」とは、髪をいじったり、爪を噛んだりと、誰しもが持っている身体的特徴のことだと思ってました。確かにそれも正しい一面ではあるのですが、それが「自分自身の考え方」にもあてはまるということに気づかされたわけです。

「性格は遺伝だから根本的には変わらないもの」そう思い込んでいたのですが、「性格もひとつのクセ」であり、身体的なクセと同様に、根気よく直す努力をしたり、新しいパターンを上書きしたりすることで、治ったり、変化したりするのです。
ものぐさだったり、なまけものだったりする自分の一面を、「自分は楽観的だ」と思い込んで逃げててはいけなかったのです。

例えば、恋愛や交友関係が上手くいってる人は、日々オシャレにも気を使うし、体形や体臭、髪型、表情、言葉使いも気にしますし、人との出会いひとつひとつを大事に考えます。自分がどう見られているかばかりでなく、自分と一緒にいる相手が周りからどう見られるかまで気を使っています。
そういう方々は、おそらく自分自身知らないうちに、手洗いから表情、考え方まで、日々努力・準備を続けていて、それがクセになっているのです。当然、恋愛ならチャンスをモノにできる確率は上がっていくでしょう。「好みのタイプが現れた。でも3日間お風呂に入ってない」ではダメなのです(笑)。

イチローさんも毎日のルーティンを大事にすると聞きます。スティーブ・ジョブズも同じ服装にこだわりがありました。「ルーティン」だったり「こだわり」だったりと、言葉は違いますが、自分の意識をコントロールするという点では同じことです。無意識に努力しているのです。
性格も行動も一生変わらないものではありません。
考え方の「クセ」なのです。



「ま~なんとかなるさ~」という考え方も、悲観的にならず、楽観的でポジティブに生きるためには良い考え方です。
でも、本気で「成りたい自分に成る」ためには、悪いクセがあったら、常日頃から意識して良いクセを上書きする作業が必要です。クセなのだから、継続すれば本物のクセになります。そしてこの作業は自分自身にしかできないのです。

洗顔、歯磨き、掃除、入浴、食事、挨拶、服装・・・・などなど、生活の中の細かいことへのアプローチからが大事です。小さな事でも「後回しにせずにすぐやろう」とか、そういった、ちょっとした考え方一つ一つが積み重なって、クセになり、思考が変化し、やがて自分自身の性格を変化させていくと思います。

そうして、自分自身を向上させることが、ビジネス、趣味、恋愛、才能、などなど、様々なチャンスに対する基本的な準備になるのではないかと思っています。

「チャンスをつかむためにも日頃から準備していよう」
そう思っています。