himawaritotane7's diary

日々思ったことを・・。

良いクセを身に付ける

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「良いクセを身に付ける」

有名なマザー・テレサの言葉に
「思考に気を付けなさい、それはいつか言葉になるから。
 言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから。
 行動に気を付けなさい、それはいつか習慣になるから。
 習慣に気を付けなさい、それはいつか性格になるから。
 性格に気を付けなさい、それはいつか運命になるから。」
というのがあります。

心理学者アドラー
「性格は考え方のクセである」
と言っています。



私はマザー・テレサの「小さなことからコツコツと」的な感じは漠然と理解はしていても、どこかしら、「性格なんて、ある程度遺伝だし・・・。」みたいな感覚がずっとありました。0歳児の甥っ子達を眺めてた時、あまりの反応の違いに驚いて「やっぱり、生まれつきの性質ってあるんだな~」と思ったものです。

しかし、アドラーの「性格は考え方のクセである」という言葉で、マザー・テレサの言葉がより深く納得できるようになりました。動作的なクセもあれば、思考的なクセもあるのです。


「水が半分入ったコップを見てどう思うか?」という有名な心理テストがあります。「まだ半分もある」というポジティブ思考系の人もいれば、「もう半分しかない」というネガティブ思考系の人もいます。どちらが正解で、どちらが良いとか悪いとかということではありません。一つの事実に対してどう捉えていくか、その考え方のクセの積み重ねが「その人らしさ」であり「性格」なのです。

身体的なクセで、子供の時にあったクセも、大人になってなくなってしまったという経験は誰しもが多少はあるでしょう。逆に、いつのまにか周りから指摘されるようになってしまったクセもあるかもしれません。それは「教えられたり」「学んだり」「真似をしたり」しながら成長するにつれ、無意識に体に染み込んでクセになっていったのでしょう。同じように、考え方も無意識にクセになっていって、それが「自分らしさ」を形成しているのです。


「クセ」ならば矯正することは可能です。
「小さい頃左利きだったけど、親から矯正させられて、今はどちらも使える」「小さい頃にぎり箸だったけど、矯正させられて、正しく持てるようになった」なんて話はよく聞きます。




「考え方」「捉え方」も意識して取り組めば矯正することは可能です。だってそれもひとつの「クセ」なのですから。




「成りたい自分」「夢」「目標」があるならば、日々の生活の小さなことでも、ダメな点に気づけば、「良いクセを身に付けるぞ」と意識して取り組むべきです。根気よく継続し、何度も何度も繰り返していけば、いつしか必ずそれはクセになります。そしてそれは「性格」になります。

健康感、清潔感、考え方、信頼感、第一印象、笑顔・・・・。必ず変化していくと思います。

「小さいクセからコツコツと」

が大きな未来へ繋がっていくでしょう。