「じたばたする」
昔から「じたばたする」が座右の銘のひとつです。
これは単純に「全力でやれ」「ベストを尽くせ」「あきらめるな」ってことですね。でもこの言い回しが好きなのです。
私は、いつも切羽詰まった時は、あせりや不安が入り混じってしまって、ついつい弱気に流されてしまいます。弱気な気分に支配された時は、とても心配になって集中できず、気持ちも暗くなってしまいます。そんな時、この言葉を思い浮かべると、開き直るというか、不思議と集中力がわくのです。
「もうやるしかないやろ!!」
「頑張ってダメなら、これが今の俺の限界なんやろ!!」
「やるだけや!!、最後まで全力尽くそうや!!」
って気分になるのです。
もちろん、これではどうにもならない時もあります。それは重々わかってはいるのですが、この「じたばたする」という言葉は、少しみっともない的な響きも感じられて、
「カッコつけてる場合じゃない」
「目の前の事を全力でなんとかしなくちゃ」
「とにかく生き残らないと先がないぞ」
と、もう必死さが感じられるのです。
それで、困難な気分になった時、
「みっともないくらい、笑われるくらい、馬鹿にされるくらい、全力を尽くしてみろ!!」
と自分に言い聞かせています。
ホント切羽詰まって、全力で考え、知恵を出し絞り、全力で行動すれば、意外な良い知恵が湧いたり、意外なものが、スーッと自分の目や心の中に入ってきたり、人の意見も耳に入るし、
「もう何でもやってやれ、試してやれ!!」
って感じになって、凝り固まっていた自分の殻を割ってくれるのです。そういう経験が何度もありました。
もちろん、相手がいたり、他人が決定を下すものはどうにもならないので、「全力を尽くして天命を待つ」しかないのですが、少しでも自分が考えること、行動することで事態が好転しそうなら、あきらめてはダメです。全部結果が出てからあきらめてやりましょう(笑)。
「じたばたする」
決してカッコいい言葉ではないですが、これはけっこう効きます。
