himawaritotane7's diary

日々思ったことを・・。

過去は変えることができる

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「過去は変えることができる」

そうう聞いて、どう思いますか?
アインシュタイン相対性理論でさえ、「未来には行けても、過去には行けない」と説明されてます。誰しもが知っている物理学の常識です。

でも、10年ほど前、私が手に取った本には、「過去を変えることはできる」そうはっきり書かれていました。「どういうからくりなんだろう」と思いつつ、読み進めていくと、なるほどと納得させられ、大いに感銘を受けました。
どういう内容か大まかに言うと・・・。


「過去に事実はあった。しかし、その事実は現在は存在していない。どこを探しても無い。存在しているのは、自分自身の心の中だけだ」

ということです。




例えば、過去に大きな失敗をしたという事実があったとして、「今の自分に納得がいかなければ、あの出来事が原因だと、悪くとらえる」し、逆に、「今の自分が大きく成長したと思うなら、あの失敗のおかげだ、と良くとらえる」

逆に、過去に大成功していたとしても、「今の自分に納得できなければ、あれが原因だと悪くとらえる」し、「今の自分が大きく成長したと思うなら、あの時の成功のおかげだ、と良くとらえる」

つまり、過去をどうとらえるかは、現在の自分自身の心であって、「現在の自分自身が過去を決定し、作っている」のです。




そんな内容の話でした。
確かにそうだと思います。極端なことを言えば、記憶喪失になってしまえば、自分の中にはその過去は存在しませんから。やはり過去を作っているのは自分自身の現在なのです。

「そうは言っても、周りがその事実を覚えてるんじゃないの?」という疑問もあるかもしれません。しかし、それも同じだと思います。結局、今の自分とともに過去の事実も話題にされます。「昔は暗かったけど、明るくなって幸せそうね」「あのミスで迷惑かけられたけど、あれからもう充分頑張ってくれたよ」「みんなが昔の君のミスを教訓にできてるんだ、いい思い出だよ」「君が振ってくれたから、今幸せなんだ」



要は、
「なんでも考え方しだい」
ということです。




過去の自分を否定する必要はないですし、全ての経験は今の現状を作るための「学び」だと思うのです。どう捉えて、どう吸収していくかは自分次第だということです。

「あんな失敗したから、もう駄目だ」
「トラウマになってて、できっこない」
「小さい頃から、こんな私だから」
「俺は何をやっても遅かったから」

などなど、そんなことを思う時は、まだまだ改善・努力の途中です。現状への不満や、満たされない気持ちが、自分自身の過去を自分で不幸にしているのです。

確かに頑張ったつもりでも、努力したつもりでも、なかなか結果がでないことが多いです。そんな時

「本当に俺は全力でやっているのか?」
「過去を不幸と決め込んで、それを言い訳にしてるのが居心地がいいだけじゃないのか?」

と問いかけましょう。そして、時には失敗や挫折で落ち込んでも、「学び」と捉えましょう。




めげずに現状を変えていけば、現在も過去も良い思い出だけになっていきます。そしてそれが未来に続いていきます。ひたすら頑張りましょう。努力しましょう。

「必ず過去は変わります」

私はそう思っています。