himawaritotane7's diary

日々思ったことを・・。

チャンスが到来する自分でいる

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「チャンスが到来する自分でいる」

「チャンス」という言葉があります。日本語で言えば「好機」「良い偶然」という言葉でしょうか。
誰しもが上手くいかなくて「ああしておけばよかった」「こうするべきだった」と後悔する時があります。失敗した時もそうですが、チャンスをつかみ損ねた時もそうです。

では、その「チャンスをつかみ損ねた」と思えた時が、今までどれくらいあったでしょうか?

当たり前ですが、「チャンス」は少ないから「チャンス」という言葉があるのです。同じ状況が再びめぐってくる確率はとても少なく、「チャンスをものにできる」確率は当然それ以上に少なくなるでしょう。一発でつかめた時などは「幸運」「運がよかった」などとも言ったりするぐらいですから。


「チャンス」をつかみ損ねた原因としては、緊張してしまったり、気づかなかったり、気が緩んでいたり、実力が伴わなかったり、と人それぞれ、様々あると思います。一瞬で判断を迫られるような場面では特につかむのが難しかったりするでしょう。
しかし、大きくとらえると、私は、たいていの場合は「準備不足」と「回数」が大きな原因ではなかったかと、思うようになりました。



よく、「宝くじは買わないと当たらない」と言います。買っても当たりませんが(笑)。これは100%間違いない言葉です。買って準備しておかないと絶対にあたりません。だから当たっている人は、自然と購入回数が多いはずです。

某、有名監督作品で名を上げ、今ではメジャー俳優になった方がいます。当初はたんなるエキストラだったのですが、その後、その監督に端役で頻繁に起用され続けて、徐々に知名度を上げていったのです。後年、なぜ彼を起用し続けたのか聞かれた監督は、「エキストラで全然映りもしない場面でもキッチリ芝居をしていたから」というような趣旨の話をしていました。おそらく一度の現場だけでなく、どの現場でも何度も何度も繰り返していたのでしょう。そういった常日頃からの意識の高さが、いろんな人達との出会いをへて、エキストラにたどり着き、監督に認めてもらう「チャンス」の回数が増え、いつしか目に留まり、本当にそれをつかむことができたのだと思います。



そういった類の話は色々あると思いますが、他の似たような話も含めて、私は2つの示唆を得ました。1つは以前にも書いたように「準備は失敗しないため、保険のためばかりでなく、チャンスをつかむためでもある」こと、そしてもう一つは、

「チャンスが多い自分でいる」

ことの重要さです。

どれもが後になると、「結果はたまたまだった」と言われてしまうのでしょうが、
「成功の多くは、人との出会いの中での偶然がもたらす結果」
なのだと思います。



高校、大学、アルバイト、就職、転職、サークル、などなど、みんなその都度、自分で選択し、自分で道を選んできました。しかし、出会いは自分では選べません。
例えば「大学で結婚相手に出会った」「アルバイトで今の大恩人に出会った」「サークルで一生の友を得た」などの良い出会いは、単なる偶然ではなく、普段から周りに好印象を与えるあなた自身でいたことが、良い出会いのチャンスを多くしたのだと思います。
また、「高校に入って不良になった」「上司のパワハラで退職した」など、悪い出会いもあったでしょう。しかし、自分の目標や理想を明確にし、普段の生活から気にかけていければ、「この環境は時間の無駄だ」と、すぐに方向転換でき、その後は悪い偶然・出会いへの遭遇確率も下がっていくと思うのです。


もちろん、上手くいかないことは今後もたくさん起こると思います。しかし、常に意識を高めて行動していれば、「君子危うきに近寄らず」で悪い偶然への遭遇確率も減り、良い偶然に出会う数が増えます。そして数が多い分だけ、その「チャンス」をつかめる確率も上がっていきます。

その「チャンス」をつかめるか、つかめないかは、また別の話ですが、「笑顔でいる」「健康でいる」「家族・友人・仲間を大切にする」「信頼される自分でいる」そんな当たり前の事から意識してみましょう。少なくとも「良い偶然」の数が多い環境でいましょう。そんな自分でいましょう。そしてもっと「チャンス」の数を増やしていきしましょう。


回数が増えればいつかつかめるかもしれません。

「チャンスが到来する自分でいよう」

私はそう思っています。